【実体験】生後6ヶ月の娘が「肘内障」で救急外来に。

ベビー

先日娘がひじを痛がって泣いてしまい、救急外来で診てもらい、「肘内障ちゅうないしょう」と診断されました。

肘内障ちゅうないしょうは骨から靭帯が外れてしまっているような状態で、娘の場合は腕を下にだらんと伸ばしっきりで、動かそうとしないような症状でした。

昼間であればすぐ病院に連れていけますが、夜など病院が閉まっている時間帯に症状がみられた場合は、救急外来などに連れていくべきか迷いますよね。

今回は、肘内障ちゅうないしょうっぽい症状があった場合、夜間であれば様子をみても大丈夫だと感じた理由について解説します。
(※もちろん翌朝には病院を受診する事を勧めます!)

また、実際にどのような症状だったのか、どのような治療を受けたのか等もあわせてご紹介します。

どうしたらいいのか迷われているママさん、パパさんの参考に少しでもなれたらと思います。

左腕のひじ関節を痛がる。。。

夕方に娘がお昼寝から起きると泣いていたのですが、はじめは機嫌が悪いだけかなと思っていました。

その後、旦那さんがお風呂に入れたのですが、左腕のひじを曲げると痛がってめっちゃ泣くよ?と言っていたので、急遽スマホで症状や病名などを検索しました。

正直、お昼寝に入る前に何も起こらなかったと思うので、原因が不明でした。。。

イラスト

骨折した?

腕を痛がっていたので骨折かなと心配したのですが、赤くなったり、腫れていたりはしていなかったので違うかなと思いました。

ちなみに、骨折していた場合によくある症状は↓

・腫れる
・変色が見られる
・動かしていない時もずっと痛む

「肘内障」とは

腕や肩を痛がる場合によく考えられるのが脱臼かなと思いますが、「肘内障ちゅうないしょう」とはいわゆる亜脱臼だそうです。

骨から靭帯が外れてしまっているような状態で、一般的な治療は、徒手整復術で正しい位置に矯正する施術を受けます。
診察室などで数分で施術してもらえます。(娘もこれを受けました!)

スマホで検索した際に、「両手をあげた万歳ができる」か確認する方法があり、
もしもできない場合は「肘内障」である可能性があるそうです。

娘は痛がりながらも万歳はできたのですが、結果的には肘内障ちゅうないしょうと診断されました。

実際の症状

肘内障ちゅうないしょうを検索すると症状についていくつか説明はありますが、ピンとこないかもしれないので、実際に娘の症状がどうだったのかをご紹介します。

〈症状〉
・ 左腕を下に伸ばしっきりで、動かそうとしない。
・ ひじを曲げようとすると痛がって泣く。(何もしなければ泣かない)
・ ひじ以外の指などは動かせる。
・ 数時間経つと、少しずつ痛みは軽減していた様子。

他にも…
ミルクも通常通りに飲めていて、夜の長時間睡眠はできる状態だった。

実際の治療等

病院を受診した際の検査や治療についても簡単にご紹介します。

〈検査〉
患部の変色などは無かったのですが、念の為レントゲンを4枚程度撮影してもらいました。
結果は、何も異常はなかったです。

〈治療〉
治療は整復術を受けて治りました。

ちなみに、生後6ヶ月の赤ちゃんの場合は、「小児科」と「整形外科」があるような病院を受診する必要があります!

病院イラスト

と言っても「どこよ?」となりますよね😅
我が家は、整形外科をネットで探して、病院にいく前に予め電話で赤ちゃんを診てくれる先生がいるのかを確認していました。

通常、整形外科さんは赤ちゃんを診ることがあまりないので、飛び込みで行っても断られてしまう事もあるそうです!

必ず病院に赤ちゃんを診てくれる先生がいるのか電話で確認しましょう。

「肘内障」救急で診てもらった方がいいの?

ひじは痛がりますが、指は動かすことはできたり、ミルクも変わらず飲めていたので、
この状態は〝救急〟で診てもらう必要があるのかな?と悩みました。

ずっと痛がってミルクも飲まなかったり、眠れなかったりしていたら、迷わず病院に連れていこうと思っていたのですが、意外と大丈夫なのかな?とも思いました。

夜間の救急外来を受診

今回は救急外来を受診したので、その時の様子を順にご紹介します。

① 初めての症状だった事もあり不安だったので、県のサービスの「こども急病電話相談」(看護師や小児科医に相談ができます)にまず相談しました。

症状を伝えたところ、正直それだけでは判断がつかないようで、痛がっていると可哀想でもあるので受診を勧められました。
その際に、何科を受診するべきなのかと、消防庁の相談ダイアルを教えていただきました!

お母さんイラスト

② 次に、消防庁の相談ダイアルに電話をして、近くの「小児科と整形外科」のある病院の電話番号をいくつか教えてもらいました!
救急車の必要があるかなども聞いてくれたのですが、我が家は車を出せたので使いませんでした。

③ 夜間だったので大学病院が紹介されて、3カ所の病院に電話をかけたのですが、まさかのどの病院も混んでいるので他を当たって欲しいと言われてしまいました。。。

病院のイラスト

④ 結局、最初に電話をかけた病院に再度連絡をし、受け入れてもらえる事になりました。
車で大学病院に向かい、夜間の救急外来で受付をし、診察してもらいました。

料金「時間外」加算あり

ここで料金についても少しお伝えすると、今回は夜間受診だったので、治療費とは別に時間外加算で¥7,700の支払いがありました。

我が家の地域では「子ども医療費助成受給」の制度があるので、通常であれば大体の治療費は¥300までしか支払いはないのですが、今回は時間外に受診したので自費での支払いがありました。

イラスト

翌日に整形外科に行く

おそらくこの記事をご覧のママさん、パパさんは、「夜なんだけど肘内障ちゅうないしょうってすぐに病院に連れて行くべきなの?」と迷われていると思います。

なので、あくまで素人意見ですが1つ答えを出すなら「翌朝に病院に連れていく」で問題ないです。
(※お子さんそれぞれ症状が違う場合もあるので、ひどい場合や他にも気になる症状がある場合は、すぐに専門家等にご相談をしてくださいね!)

イラスト

それでは、そう感じた理由は↓

救急外来で診てもらいましたが、原因もあまりはっきりせず、赤ちゃんって事もあり、その日は経過観察をするように言われて帰宅になりました。医師からは、翌日にもう1度受診するように言われました。

正直、あまり納得できるような診断がもらえなかった事もあったので、
結局、翌日は地域で有名な他の整形外科を受診しました。

その病院で再度レントゲンを撮ったりして、はっきり肘内障と診断されて整復術の治療を受けて良くなりました。

診察室のイラスト

原因についても、寝返りをする際にひじを痛めてしまったのだろうという事でした。

個人的にですが、今回の経験から肘内障の場合は救急外来じゃなくて大丈夫そうだなと思いました。

もちろん病院には行ったほうがいいですが、わざわざ夜間に救急で診てもらう必要は無さそうです。翌朝に病院に電話してから行く流れで問題なさそうでした。

いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんが急にひじ等を痛がったりしたらママさん、パパさんもびっくりしますよね。様子を見ていいのか、それともすぐに病院に行くべきなのか判断に迷うと思います。

まずは、相談ダイヤルで専門家に相談してみるのがおすすめです。
今回は「肘内障ちゅうないしょう」で救急外来に連れていきましたが、個人的には翌朝に病院にいく流れでよかったなと感じました!

それでは👋。

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